ランサムウェア攻撃への注意喚起

最近、ランサムウェア攻撃の被害が急増しており、より一層の注意が必要です。
先日も、ドワンゴがランサムウェアの被害に遭い、いまだ復旧していません。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1600287.html

この攻撃をうけると、PC内のファイルが全て暗号化されます。攻撃者はビジネスとしてとらえており、
身代金を取るためにターゲットを絞り込んで攻撃してきます。

ランサムウェアの攻撃の入口となるメールの文面は、誰もが知っている企業名や実際に取引のあるお客様の名前を使って送られてきます。
一見しただけでは本物としか思えない内容になっていることが多いです。

例えば、「契約期限が切れました」など、すぐに対応が必要と思わせる内容のメールで、「至急、添付ファイルの中身を確認し対応が必要です!」など、こちらの気持ちを焦らせたり、緊急性を伝える内容で、しかも、お客さんからのメールだと、すぐに開けたくなる気持ちになりますが、これが攻撃者の思うつぼです。

添付ファイルを開いたり、リンクをクリックする場合は、「ウイルス感染するかもしれない…」と心の中でつぶやきながら判断してください。このワンステップが効果があると思います。

なお、Thunderbirdの場合、リンク部分にカーソルを移動すると、左下にurlが表示されますので、リンクをクリックする前に、正しいurlであることを確認するクセを付けるようにしましょう。

また、DesktopVPNでのリモート接続について、ネットカフェなどで設置しているPCでの接続や、お店やホテルのWi-Fiを使用した接続にも注意してください。
IDやパスワードが漏洩する危険性があります。

ランサムに感染するのは、リンクをクリックしたり、メールに添付されているファイルを見たときなので、これらの操作した直後、直感的にヤバいと感じたら、PCを強制終了し、すぐ連絡ください。

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