Thunderbirdフィルタの設定(なりすまし対策)

目次

1. 概要

実在する人の名前を使用しながら、本人とは異なるメールアドレスから送信される「なりすましメール」を自動的に削除するため、Thunderbirdにメッセージフィルターを設定します。

なりすましメールの例

山田太郎 

正規のメール

山田太郎 

この例では、

  • 表示名が「山田太郎」

  • 送信元メールアドレスが yamada@example.com ではない

という2つの条件に一致したメールを削除します。


2. メッセージフィルターを開く

Thunderbird右上の ≡(アプリケーションメニュー) をクリックします。

ツール → メッセージフィルター
11620_1.png

※ツールバーを表示している場合は「ツール」>「メッセージフィルター」でも開けます。
11620_2.png

メッセージフィルター画面が表示されますので「新規」 をクリックします。
11620_3.png


3. 新しいフィルターを作成する

「フィルターの設定」画面が表示されます。

11620_4.png

フィルター名

以下のように入力します。

なりすましメール削除

4. フィルターを実行するタイミング

以下を有効にします。

  • 新着メール受信時

  • 手動で実行する

「新着メール受信時」の設定は、以下を選択します。

迷惑メール分類前に実行

5. なりすましメールの判定条件を設定する

条件の指定方法として、

「すべての条件に一致」

を選択します。

条件1

以下のように設定します。

差出人 | 次を含む | 山田太郎

右側の 「+」 をクリックして、もう1つ条件を追加します。

条件2

以下のように設定します。

差出人 | 次を含まない | yamada@example.com

設定後の状態

○ すべての条件に一致

差出人 | 次を含む   | 山田太郎
差出人 | 次を含まない | yamada@example.com

この設定により、

「山田太郎」という名前が表示されている
かつ
正規の yamada@example.com から送信されたメールではない

場合にフィルターが実行されます。


6. メールを削除するよう設定する

「以下の動作を実行する」で、

メッセージを削除する

を選択します。

設定が完了したら 「OK」 をクリックします。

「メッセージを削除する」を選択するとメールはごみ箱へ移動します。


7. 注意事項

このフィルターは、表示名とメールアドレスの組み合わせを利用して、なりすましメールを判定します。

攻撃者が送信元メールアドレスを変更しても、

山田太郎 

という形で同じ名前を使用している限り、フィルターの対象になります。

なお、本人が別のメールアドレスからメールを送信した場合も削除対象になりますので、正規に複数のメールアドレスを使用している場合は、それぞれを考慮してフィルター条件を設定してください。

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